夏の洞爺で 3

 

みんな、野生の学舎に出会ってほしいなあ!
そんな単純な想いから洞爺での時間が生れた企画を二度も持たせてもらえたこと、感謝しかない。
野生の学舎・新井祥也が眼差す先はいつもぶれずにまっすぐで、全力に息しているということ。
ひとまわり以上も年が違う新井ちゃん(とわたしたちは呼んでいる)に教えてもらうことがたくさんある。
たいせつな部分を振動させながらこの時間に臨んでいるけれど
新井ちゃん本人のことをあんまり知らないし実際に会うのは数度目だ。
繊細な超感覚と眼力、深い造詣、洞察力で頼もしく先頭を歩いてくれるけれど
時におっちょこちょいであるということが今回わかって少しうれしい。
(闇のワークの中でマッチを落とした話とか、いろいろあります)
今回は準備滞在中の新井家で、知子さん由美さんも交えて夜な夜な話すことができたこと。
それは、わたしたちをお互い深く照らしあう瞬間だった。
2回目のリトリートの根底に流れるものと結びついた、たいせつなことだったと思う。
お互いそれぞれの場で元気で暮らし、成長しあったものをまた分かち合いたいね!
今回もほんとうにありがとう。

 

 

 

今回の時間に寄せて野生の学舎が綴ったことばが
この時間のすべてを表現してくれているので今一度ここに掲載させてください

*

火山と湖があるこの土地で2年前の初回に起こしたテーマ、光と闇”あわい”。
そのとき皆さんと共に感じた時間や空間、音や感触、場との一体感が身体の奥底にまだ鮮明に残っている。
昼と夜は交互に訪れ、寝食を共にしていくなかで、光と闇が隔たれる前の曖昧で緩やかなあわいの場所に溶けていくようだった。
過剰なほどの眩しい光のなかで失われてゆく闇を見る力。創造と生命の原点である”闇”をまなざすことから、私たちの内側から発せられる光にもう一度触れてみたい。

土地のものを食べて、湖に遊び、火の山を歩き、焚き火を囲み語り合う。
流動する地水火風の元素的なエレメンツと私たちが照応し合いながら、新月の暗闇に全感覚を震わせる。
見えるものと、見えないもの、非言語の彼方から音連れて来るもの。
そこから何が生まれてくるのだろう。
すべてのものが名づけられる前
世界とわたしとが分かつ前、そこにみなさんと一緒に訪ねてみたい。

 

 

2025.8.21-25 北海道洞爺リトリート
終了いたしました

野生の学舎  新井祥也
あめつち 堀裕美子
flag 森本由美
toita 新井知子

記録・撮影: 新井祥也(野生の学舎)