夏至の日、海にて

 

こころからのみんなと海に入る夏至

本州最南端の串本の碧い海まで
珊瑚やたくさんのお魚に囲まれる
なんとか少し潜れるようになって岩場のニモたち二匹とじっと顔を見合わせた
小さなお口をぱくぱくして隠れるでもなくこっちをじっと見てくる
なんて、なんて、けなげなんだ!
かわいい魚たちと同じ目線の海の中まで入れるようになれたことがただうれしい
息を止めて潜った下から海面を愛でる余裕が今回やっと持てた

 

ウェットスーツを今世で着ることがあるなんて想像もしていなかったから
人生っておもしろいなあと思う

 

 

お日さまが一番長く輝る日の夕方、遠く、海が光ってた

 

2023.6.21