夏至の夕刻、赤阪友昭さんを囲んで@SEWING TABLE COFFEE

 

間もなく迎える夏至の日のうれしいお知らせをさせてくださいね。

只今全国で順次公開中の映画『銀鏡』監督、赤阪友昭さんをお迎えしてSEWING TABLE COFFEEでお話会を開催します。

世界中の原初の風景や民に出向き、同じく地球に生きる者たちに問いかけ続ける赤阪さんのお話はいつもわたしたちの心に炎を灯すような時間。

この度は、お話会の頷き手として星ヶ丘に拡がるこの美しい原っぱでヨガの時間をすごし続けてきたゆみこも参加させていただき、
地球という星に住まうことを決めてきたことを思い出すワークを通じて赤阪さんや皆さんとご一緒したいと思います。

夏至の日、夕星が現れ出る空の下で響きあえることを心からたのしみにしています。

 

『夏の夕、星を想う』

2022年6月21日夏至、それは命が生から死へとむかう分岐点です。
古い肉体の中に新しい魂が宿り、次の肉体へと移行していく時間のはじまりです。
それは星への帰還でもありました。私たちの伝統的な行事に残るお盆や、京都の祇園祭や五山送り火も、実は星へ魂を送るためのお祭りです。

空を見上げてみましょう。
この頃になると、空には夏の星々があらわれます。
夏の大三角形をつくること座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ。
その真ん中を天の川が流れています。その天の川を南にいくとさそり座の赤い目玉、アンタレスがあります。
さらにそれを東にいくと北斗七星に似た柄杓の形をした南斗六星をみつけることができます。
これらの星々は古代の人たちにとって、とても大切な星たちでした。
この夏の星たちを地上に降ろしたのが星ヶ丘のあたりであるというお話もあります。

かつて私たちは、星とともに生きた時代がありました。
それは神さまが地上をのぞくための穴だったり、祖先の魂が宿る場所であったり、
私たちの魂の由来する源とも思われていたのです。
時を経て、その祈りは神事や神楽となって私たちに伝えられています。

今回は、映画『銀鏡 SHIROMI』に映し出される銀鏡神楽や、
カウアイ島のクムフラが教えてくださったフラが星への祈りであることなどをご紹介しながらお話ししたいと思います。

夏の夕、星が現像されていく時間、少しだけ星とともにあったことに想いを馳せたいと思います。

 

 

 

6/21(火) 16:30~19:00

場 SEWING TABLE COFFEE / SO Lei (大阪枚方市星ヶ丘)
https://sewingtablecoffee.net/

参加費 2500円 (SEWING TABLE COFFEEのお飲み物付き)

お申込 tamaken@mac.com
件名「6/21お話会」、お名前、ご参加人数、当日連絡がつく電話番号をご明記いただきお送り下さい
*定員一杯のご予約をいただきありがとうございました 只今キャンセル待ちの受付も終了しております

 

話し手: 赤阪友昭  Tomoaki Akasaka

1963年 大阪市生まれ。
1996年、モンゴルでの遊牧生活及びアラスカ先住民の村での暮らしから撮影をはじめる。雑誌『Coyote』等に写真と文を掲載し、プラネタリウムの番組制作や国立民族学博物館での特別企画写真展、国際文化交流イベントなどの総合プロデュースなど活動は多岐にわたる。また、2008年には三年をかけて故・星野道夫のためのアラスカにトーテムポールを立てた『星野道夫トーテムポールプロジェクト』を共同プロデュース。現在は、日本各地を訪れ、山や森の残された原初の信仰、縄文文化や祭祀を撮影・取材している。2009年から写真ギャラリー photo gallery Sai (大阪)を主宰。近著に『The Myth – 神話の風景から – 』がある。
https://www.akasakatomoaki.net/index.html

 

頷き手: あめつち 堀裕美子  Yumiko Hori

京都市内の美しい声で唄う鳥や梟たちが集まってくる小さな林のそばで生活しています。じぶんにも残っている(と信じたい)野性や、いのちのちからを感じたいためにヨガというツールを使って毎日の自分を体験しています。ガイドをさせてもらっているヨガの時間では、じぶんを愛しむていねいな呼吸に包まれる歓びを一緒に練習しています。身体にそなわる感覚や力強さ、沸き起こる感情や受け取る直感を大切に、内から聞こえるちいさなちいさな声にも耳を澄まし聞き逃さないでいると、いつの間にか身体もこころも解け、けなげに発光するいのちに信頼を置くことが積み重なります。ヨガの時間以外の毎日もその余韻を携えて生きるということを感じられたらうれしくてこのガイドを続けています。
http://ametsuchi-yoga.com/