9/3~6 北海道洞爺リトリート 野生の学舎+あめつち
あわい
野生の学舎 + あめつち
北海道洞爺リトリート
2023.9.3 – 9.6
今年の9月、北海道洞爺で野生の学舎と共に3泊4日のリトリートを開催いたします
常に体験と勇気と実験をあきらめない野生の学舎の姿勢にいつも感動してしまう、、
この時間を一緒に創造できることがこころからうれしいです
野生の学舎を主宰する新井くんと出逢った頃はまだ世界を旅する最中の人で
これから北海道を巡るんだというようなことを聞いた記憶があります
その後、彼は人生を共にするたいせつな人と家族をもち
今は洞爺湖をいつも傍に感じて暮らしています
洞爺湖はかつて火山の噴火で出来たカルデラ湖
湖には美しい中島が浮かんでいて
この湖を目の前にすると、とても静かで満たされていくようなきもちになる
でも未だ有珠山は活火山であるような状況の洞爺という地は
火と水のエネルギー
そして洞爺を囲む山や森と丘を越えると噴火湾と呼ばれる内海
山、湖、海からやってくる風が吹き、アイヌの遠い記憶も感じられるところ
「野生の学舎」はそんな彼の地に腰を据えることで生まれたものだそう
しぜんの中に身体とスピリットを置くと
何が起きるのだろう、
何がうまれるのだろう、
きっとそんなことばかり感じながら生きているのだ
今回滞在する時間のなかで
本来もつ彼の感覚と知性、世界の旅で重ねてきた体験たちと併せて
さまざまなことを分かち合ってくれる予定です
このリトリートを思い巡らす中で
お互い「あわい」ということばに行き着きました
野生の学舎がいつか取り組んでみたかったという「闇」
そして あめつちは太陽が照らしだす明るさといのちが内側から発光することを
「闇」を通じて体験しなおしたいと思っています
闇 と ひかり と そのあわい
きっとこの星で体験できるうつくしさは闇もひかりもまざりあった混沌の中にある
ただただ新鮮なじぶんにはっとする瞬間をたいせつにしたい
無数の”あわい”をまなざす時間
また現地のさまざまなこころづよいサポートは洞爺toita店主 新井知子さんにすでにお力をいただいています
(さらに安心感、、)
ありがとう。。
9月にみなさんと洞爺ですごしあえること
こころからたのしみにしています
photo by Shoya Arai
〈この時間に寄せて 野生の学舎より 〉
9月のはじめ、夏の終わりに野生の学舎とあめつちで3泊4日滞在型の会を開催します。
関西を拠点に、声や音、身体を媒介にして世界との共振を取り戻すような活動をされている あめつち 堀 裕美子さんをお迎えして、皆さんと数日間、時間を共有しながら、寝食を共にし、土地を歩き、フィールドワークを通した対話でしか得られないものを深く掘り下げ、内なる感覚を丁寧に拾いあげてみる試みです。
“夜を歩く”
今回の野生の学舎の舞台は夜の暗闇です。
わたしたちは普段、昼の明るさや電気の恩恵に慣れすぎていて、豊穣な夜の闇のことをいつの日か手放してしまった。
夜の暗闇を歩くと(わたし)と(世界)との境界線も曖昧になり、普段見慣れた風景や音の聴こえ方もまったく違うものに感じとれます。
夜の草むらや湖や海の波打ち際を歩けば、そこに満ちる無数の気配や音が僕らの道しるべとなってくれるでしょう。
長く繰り返されてきた人と暗闇と、星々や月の関わりや創造的な営み。
見えない闇のなかで、歩くこと、触れること、耳を澄ますこと、身振りや声を発すること、かくことを通して、
蒙昧とした闇から私たちを解放し、もう一度、豊かに陰翳をおびたほんとうの闇を取り戻します。
ぜひ、皆さまのご参加お待ちしてます。
野生の学舎 新井祥也
schedule
〈DAY1〉
朝 10:00集合
母なる洞爺湖のほとりで始まりのサークル
あめつち: 聲 からだ 振動 1
お昼
お宿のお庭か洞爺湖畔で
ウェルカムピクニックランチ
flag 森本由美さんがリトリート中の食事をすべて用意してくださいます
洞爺近郊でたいせつに育ったお野菜や穀物、湧水をからだに取り込み
この地に迎えてもらいます
たのしみですね!
午後
野生の学舎: 洞爺の振動、野生の鼓動
みんなで対岸の洞爺湖温泉街日帰り湯へ
夕涼みとおさんぽ
夕暮れ
お宿で夜ごはん
夜のシェアリング
日が落ちてからは毎夜できるだけ自然界の火の灯りですごしたいと思います
ごはんの後、もしかしたら夜の海辺へでかけるかもしれません!
たくさんのたくさんの星も見えるかな
あめつち: 眠る前のヨガニードラ
〈DAY2〉
朝
アルトリ岬へ
美しい海岸で深呼吸、ビーチコーミング
貝の博物館へもご案内します
野生の学舎案内で
海岸沿いのアイヌ古代遺跡へも行けるかな!
お昼
ランチ
午後
あめつち: もうひとつの時間
自由時間におさんぽや湖水浴も!
夕暮れ
夜ごはんを背負って
野生の学舎: 闇の世界へ
夜のシェアリング
あめつち: 眠る前のヨガニードラ
〈DAY3〉
朝
湖畔さんぽ
朝ごはん
あめつち: 聲 からだ 振動 2
お昼
お宿のお庭で
この時間に関わってくださった方々も一緒に
みんなでランチを囲みます
午後
おさんぽして温泉へ
夕暮れ
夜ごはんを背負って
野生の学舎: 闇の世界へ
火を囲んで最後の夜をすごします
〈DAY4〉
朝
洞爺湖畔でクロージングサークル
湖に入ってもいいかな!
朝ごはん
10時 リトリート終了
チェックアウト ・ 解散
午後
(ここからは自由参加となります)
アイヌの民のスピリットが宿るたいせつな地、白老へ
午前中のチェックアウトをもってみなさんそれぞれの世界へと解散となりますが
リトリート終了後、野生の学舎とあめつちは白老まで足を運ぶ予定です
滞在日程に余裕がありましたらぜひご一緒してくださいね
昨年よりROOTS & ARTSという白老で開かれる芸術祭に参加している野生の学舎が案内して下さいますよ
この地でじっくりすごされたい場合は一泊されることもとてもおすすめです
(すばらしい温泉もあるそうです)
ご案内している日程は
現状、野生の学舎とあめつちが想像している予定です
リトリートが始まるのと同時に
洞爺の土地のエネルギーや風に導かれるままに
どんどん変化してゆく可能性があります
みなさんとこの時間を創造した先に
わすれられない夏のひかりが響きとともに
わたしたちの細胞に刻まれますように
photo by akitahideki
終了いたしました
この時間の様子はこちらに綴っています
北海道洞爺リトリート
日程: 2023年 9/3(日)~9/6(水) 3泊4日
場: 北海道洞爺湖畔 (北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町)
最寄り駅・・・JR洞爺湖駅 / 最寄バス停・・・洞爺水の駅
定員: 8名
(只今満席のご予約をいただきキャンセル待ちにてお受けしています)
〈スペシャルアナウンス!〉
リトリート初日前日9/2には洞爺で
映画 『銀鏡 SHIROMI』 赤阪友昭監督のお話と上映会が開催されるそうです!
もしもまだご覧になられていない方はぜひこの機会に!
9/2(土) 夕刻スタート予定とのこと(要ご予約)。
開催時間は変更になる可能性もあります。
リトリートと併せて参加ご希望の方はあめつち・ゆみこまでご連絡ください。
詳細がわかり次第随時お知らせさせていただきます。
〈 リトリートをガイドする者 〉
photo by akitahideki
野生の学舎 新井祥也
福井県出身 北海道洞爺在住
2020年夏から洞爺湖を拠点に学び舎を開催。自然のまねび-学びの原点に還り、土地を歩いたりフィールドワークを通じて、人と人が協働する事で生み出される創造的な営み、物・事・空間を模索しながら有機的な活動を続けている。
https://www.instagram.com/yaseino_gakusha/?hl=ja
あめつち 堀裕美子
三重県出身 京都在住
京都市内の美しい声で唄う鳥や梟たちが集まってくる小さな林のそばで生活しています。じぶんにも残っている(と信じたい)野性や、いのちのちからを感じたいためにヨガというツールを使って毎日の自分を体験しています。ガイドをさせてもらっているヨガの時間では、じぶんを愛しむていねいな呼吸に包まれる歓びを一緒に練習しています。身体にそなわる感覚や力強さ、沸き起こる感情や受け取る直感を大切に、内から聞こえるちいさなちいさな声にも耳を澄まし聞き逃さないでいると、いつの間にか身体もこころも解け、けなげに発光するいのちに信頼を置くことが積み重なります。ヨガの時間以外の毎日もその余韻を携えて生きるということを感じられたらうれしくてこのガイドを続けています。
リトリートサポート:
食事: flag 森本由美
*洞爺や近郊農家さんのお野菜やお米をつかってリトリートでの全食事を担当してくださいます
食が心と身体を育む!
食へのアクセスをよりオープンに衣食住を繋いでいけたらと想いのもと生産者、農家と消費者を繋ぐ八百屋、消費者、それぞれの角度から無理なく未来へ繋いでいける豊かな仕組みを探りながら日々活動し素材のありのままの姿が晴れ姿となるような食卓を明るく照らす空間づくりを心がけています!
協力・現地コーディネート: toita 新井知子
洞爺湖畔にある、くらしにまつわる小さな商店を営む。
toita(トイタ)とはアイヌ語で「土地を耕す」というコト。先人たちが土を耕し、洞爺のこの豊かな土地を築きました。農業の盛んなこの洞爺で生産者さんと皆さまを繋ぎ、もっと身近に感じて欲しい、関係を耕しこの地をより豊かにより元気に、という思いで名づけました。お店には地元のお野菜や安心安全な食材や調味料、日用品を揃えています。皆さまの暮らしがより良いものとなりますように。
photo by Shoya Arai