2022 夏至の夕べ

 

そして夏至の夕べは
赤阪友昭さんを囲んでのお話会

大雨の中、たくさんのみなさまにお越しいただきました
ありがとうございました

 

この特別な雨の日のことは、何とことばにしたらよいのだろうと
こころの底に降りてくる悦びを帯びた粒子をじっと観ているような毎日です

寝ても覚めても、いつも天にたくさんの星の光があるんだ、と どこか頭の片隅にあって
そんな想像をして暮らせること
それは、それは、、豊かです

 

 

この時間、わたしは赤阪さんのお話についてゆくのに夢中でしたが
どうしても今回、声の響きとして参加したくて
自分が選んだ一節と
赤阪さんが携えて来てくださったハワイの創世神話「 kumulipo  クムリポ」 の小さな一部分をよませていただく

世界は闇から現れた
さまざまな生き物が長い夜の間に生れ出でる
夜が明け昼を迎えるまでを
いのちを讃える2000行以上の詠唱として口伝されてきたもの

一日の始まりは日暮れから
神さまの時間といわれる闇の時間から始まる星の神楽からつながってゆく
ハワイに伝わるフラという祈りを捧げる舞を捧げる時間は同じ

個と個が向かい合った時にうまれるひかり
ひとつでは風は起きない
そこにもうひとつ加わると躍動が生れる
わたしたちの意志はひかり
ひかりは想像を促しこの世界を創造してゆく

赤阪さんから伺うお話はわたしたちが進むこれからを照らす光のようなものである気がしました

 

 

夏至を前に貴船のお山に一緒にでかけたIRIS bougie えりさん
この日のために美しい精麻の蝋燭を託して下さった

そしていつも悦びの中パンを焼くhigeくんが星ヶ丘の蓬を使ったとびっきりおいしい焼き菓子を準備して下さいました
奥さまのseaちゃんが摘んでくれた蓬

ありがとう。。

 

最後に

SEWING TABLE COFFEEにある日赤阪さんがボブサムを連れ立ってやって来た日のこと
肝心な肝心な赤阪さんと店主が出会った日のことを伺いそびれてしまいました

肝心なことはいつも隠されている、という言葉を借りて、、

とても大切な物語りが生れた日のことは
時が満ちた時、店主にそっと聞いてみてくださいな

 

クムリポをよんでいる最中、雨の納屋の足元に蛇が横切る
この場所こそがいのち溢れるところだな
この日、この場所でみなさんとすごせたことにただ感謝して

あたらしい機会を与えてくださりありがとうございました

 

赤阪友昭 監督作品
『銀鏡 SHIROMI』

https://shiromi-movie.com/

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